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なぜ?「根の治療に何回も通っているけど治らない」 「半年前に根の治療をした歯がまた痛くなった」成功率をあげるための治療システムどんな時に根管治療が必要?神経を取る根管治療の治療前、治療中、治療後の痛みは?根管治療の流れ

なぜ?「根の治療に何回も通っているけど治らない」 「半年前に根の治療をした歯がまた痛くなった」

「根の治療に何回も通っているけど治らない」
「半年前に根の治療をした歯がまた痛くなった」
このような患者様からのご質問が後を絶ちません。
このような治療結果になってしまうのは、治療した歯医者さんが下手だからなのでしょうか?

答えは「NO」です。
確かに治らない理由が、歯科医師の技術であることもゼロではありません。しかし、多くの歯科医師が保険治療で定められた基本的なルールに則って一生懸命治療をしています。それでも治りが悪いのは、そもそも歯の根の治療はその成功率が非常に低いものだからです。

根管治療の難しさ

一般的な虫歯治療は肉眼で確認しながら削ることができるので、感染した歯質を確実に除去することができます。そのため、治療をすればその後ある程度の期間、健康な状態を維持することが可能です。
しかし歯の根の治療はそううまくいきません。根の中を肉眼で確認することはできないので、手指の感覚やレントゲンを参考にしながら盲目状態で感染している歯質をとっていくのです。さらに歯の根は複雑に湾曲し、細かく分岐しています。そのため、根の先端まで侵入した細菌を完全に除去することはほぼ不可能です。どんなに治療技術が高い歯科医師でも、歯の根の治療では全体の50%の細菌を除去できれば十分だと言われています。

根管治療の成功率

これは東京医科歯科大学むし歯外来に2005,9〜2006,12に来院した患者さんを調べたデータです。根の治療が施された歯のなかで、先端に病変(膿みがたまった状態)がみつかった割合を示しています。歯の種類にかかわらず全体の50%以上で病変がみつかっています。つまりこのデータによると、日本国内の根管治療成功率は50%以下であると考えられます。

しかし、ここにもう一つ興味深いデータがあります。
北米の根管治療専門医による成功率です。

根管治療(神経を抜く治療)             90%
再根管治療(以前に根管治療がなされた歯の再治療)  70〜80%      

日本と比べると成功率がはるかに高いことがわかります。では、なぜこれだけ大きな違いがあるのでしょうか?
それは日本の保険制度で認められている根管治療のシステムが、かなり遅れていることにあります。

日本の国民保険制度の功罪

日本の国民健康保険は、平均的な歯科医療を低価格で受けることができる素晴らしい制度です。実際、通常のむし歯や親知らずの抜歯などは国民健康保険で認められた範囲でも、世界的にみてかなりレベルの高い治療を受けることができます。一方インプラントや歯並びの矯正、セラミック修復などは、医学的に優れた治療であることが明らかであるにもかかわらず、国民健康保険が適用されません。
では日本の保険制度で認められている根の治療はどのようなレベルなのでしょうか?正直なところ、世界的にみてもかなり低いと言わざるを得ません。その理由として、日本の保険制度が歯の根の治療を軽視している点にあります。

世界各国の根管治療費の違い(奥歯1本の根管治療費合計)

アメリカ   約150,000円
フィリピン  約60,000円
マレーシア  約40,000円
日本     約5,000円

このデータに驚かれる方は少なくないはずです。欧米はもちろん東南アジア諸国とくらべても、日本の保険でおこなわれる根管治療費ははるかに安く抑えられています。
そのため、非常に有効であるにもかかわらず、保険では使用できない治療器具、薬剤、材料などが多数あるのです。

成功率をあげるための治療システム

以下の治療器具、材料を使用することで根管治療の成功率は大幅に高まります。しかし残念ながらどれも日本の国民健康保険が適用できず、保険外治療となっております。ご自身の歯の状態を担当医としっかりご相談いただき、治療方法を選択ください。


※以下の治療は特別な場合を除き保険適用外となっています

(1)ラーバーダム

お口の中には常に多数の細菌が存在します。それらの細菌が根の中に侵入することを防ぐため、ゴム製のシートをかけて治療部位を隔離します。

(2)マイクロスコープ

肉眼では確認できない複雑な根の中も、顕微鏡を使用することで確実な治療が可能となります。

(3)ニッケルチタンファイルシステム

ニッケルチタンファイルは、一般的なステンレスの治療器具にくらべ高い弾性力があるので、複雑に湾曲した根の形態にも対応できます。また、コンピュター制御の治療機器を併用することで、より効率的な根管治療ができます。

(4)3D−CTによる診断

根の形態は複雑に分岐、湾曲しています。通常のレントゲンは一方向からしか診査できませんが、3D−CTを撮影することで感染部位を様々な方向から確認することができます。

どんな時に根管治療が必要?

虫歯が深く進行し、神経まで達した場合

歯に痛みが出ると、歯の根の治療(根管治療)が必要になります。
虫歯が進行して神経まで達すると、しみたり、強い痛みが出ます。
痛みを取るため歯に麻酔をし、神経を取る抜髄(ばつずい)治療をします。抜髄後、根管治療を行い根の中を消毒します。

神経が死んでいる場合

虫歯が深く進行したり、転んで歯をぶつけたりすると歯の神経が死んでしまうことがあります。死んだ神経をそのままほっておくと、細菌が根の先まで入り込んでしまうことがあります。
この場合、歯の根の治療を行って根の中を消毒する必要があります。

歯の根の先に膿が溜まった場合

神経が死んで時間が経つと根の先に歯根嚢胞(しこんのうほう)という膿の袋ができます。症状が出ないことが多く、レントゲンを撮った時に見つけられます。そのまま放置すると大きくなっていき、腫れや痛みが出ることがあります。歯根嚢胞の原因は根の中の細菌のため、根管治療を行い、根の中を消毒します。

歯茎が腫れている場合

歯茎が腫れ、痛みが出ることがあります。これは、病気や疲労などで体力が低下し免疫力が落ちると、根の先に溜まっていた膿が、晴れを引き起こしています。腫れを引かせてから根管治療を行い根の中を消毒する必要があります。

歯茎が白く盛り上がっている場合

歯茎に白く白く盛り上がって、できものができることがあります。これは、実は歯の根の先に膿が溜まって、膿が出口を求めて歯茎から出てきているのです。根管治療をし、歯の根の中を消毒すれば白いできものは治っていきます。

神経を取る根管治療の治療前、治療中、治療後の痛みは?

根管治療の治療前の神経の痛みを和らげるには

当院では、痛みがあり、緊急性があることを伝えていただければできる限り早く応急的な対応させていただきます。

ただし診療時間外の深夜などに痛み出してしまった場合には、ご家庭で応急的にできる処置でのりきるしかありません。

以下のことを覚えておけば、痛みを抑えることができることがあります。

応急処置


「患部を冷やす」


湿布を小さく切って貼るか、濡れタオルをなどで頬の上から冷やしましょう。過剰になっている神経を落ち着かせ、痛みを和らげることができます。

「詰まった食べカスなどを取る」


原因が虫歯の場合、食べカスなどが原因で歯痛を引き起こしている可能性があります。もし食後に痛み始めたら、糸ようじやつまようじなどで食べカスを取り除くようにしましょう。そのときは直接刺激しないように注意しましょう。

「鎮痛剤を飲む」




市販の鎮痛剤でも、痛みを抑えることができます。
歯痛にも効果があると記載されている市販薬を選びましょう。

逆にしてはいけないことは


熱いもの、冷たいものを口に入れない


熱いもの、冷たいものを飲んだりして、神経を直接刺激することは避けましょう。うがいの時はぬるま湯がいいでしょう。

いじらない


食べかすなどを取るのは良いのですが、必要以上に患部をいじったりすることは避けましょう。

必ず診察をうけましょう


一時的に痛みが治まると、歯医者に行くのをやめてしまいたくなるかもしれませんが、必ず一度診療に行きましょう。

根管治療の流れ

神経まで達した大きな虫歯などが原因で歯が痛みます。

虫歯が深く神経に達して、冷たいものがしみたり、何もしなくてもズキズキ痛みます。


虫歯の部分を取り除きます。

虫歯の部分を取り除き、神経の上部の大部分も削り取ります。
ここまで行って一度神経の炎症を抑える薬を入れてフタして一回目の診療を終えることもあります。その場合は次回続きを行います。

神経の管を掃除します。

細い針状のリーマーやファイルという道具を用いて、細く枝分かれした複雑な神経管を注意深く除去していきます。

薬液での徹底的な洗浄

取り残しの神経や目に見えない細菌を除去するため、薬液での徹底的な洗浄を行います。根管内がキレイになって炎症が治まるまで、何回か通院していただき、繰り返し洗浄を行います。

根の中に薬を根充して埋めます

きれいになった根管内をガッタパーチャというゴムのような薬をつめることで封鎖し、細菌が再度繁殖する可能性のある隙間を埋めます。
噛みあわせを作り直して治療終了です。

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